INTERVIEWインタビュー

郡山営業所 営業課
2015年入社

TAKAYUKI UTAGAWA
Planning & Sales

若手の中でも突出した努力家。現場重視の誠実な提案が定評で、お客様からの信頼も厚い。海外ロックアーティストのCDをコレクション。

私の訪問がお客様の迷惑にならないように、
歓迎されるような存在でなければならないと思っています。

就職活動の時に考えていたこと

県外の大学へ進学し、地元福島県での就職を希望し戻ってきました。今考えれば、具体的な職業観は持てていなかったような気もしますし、学生時の自分はふわっとしていたなぁと思います。文系でしたので営業職に絞った就職活動をしました。スポーツが好きだったということもあり、大手スポーツ用品店などの会社説明会も受けたのですが、全国転勤があり地元への配属は難しい旨の説明もあったので断念しました。まず、福島へ戻りたいのが優先で。地元のカーディーラーの説明会にも行きました。私のイメージでは営業は外回りのイメージが強いのですが、昨今、カーディーラーは店舗販売型の営業が主体なので、外を歩き回りたい自分にはちょっと違うかな、と。あと、お客様が個人であることも希望とは違うな、と思っていました。
そんな中、就活テーマ「法人営業」の中には当てはまった企業がありました。それが福島小松フォークリフトでした。KOMATSUブランドは知っていましたが、正直、フォークリフトのことは知りませんでした。

入社してみて

入社してみて感じたことは『覚えることが沢山!』。仕事をするということをナメていたかもしれません。商品のことを覚えるまでは不安がありましたが、先輩たちの親切な指導のおかげもあり、不安は解消されていきました。担当エリアを任されるようになる頃には忙しくなってきたこともあって不安が薄くなっていきました。経験を重ねてレベルアップする、この繰り返しが成長につながると実感しています。これは現在でも続いているとも言えますね。

自分の性格と仕事

自分の性格は、決して自信過剰になるタイプではないんです。むしろ心配性(笑)。先日もきちんと商品仕様書を作成しメーカーへ発注したのですが、間違いなく発注できていたか急に心配になってしまって・・・。家に帰ってからずっと考えてしまいました。結果、問題は無かったのですが。
良し悪しはあるかと思いますが、心配性だからこそ、丁寧に仕事に向き合えているのかなとも思っています。
営業担当者ですから、お客様を1件でも多く訪問することも大切ですが、ここぞ、というお客様に向けてしっかり提案書を仕上げることも同じくらい大切だと思っています。ガシガシ前へ出る性格ではないですが、お客様に「誠実に仕事をしている」ことが伝わればいいなと思います。

私の仕事観

先日、社内キャンペーンがあり、成績トップで表彰されたんです。自分の人生で、一番になることはそんなに多くはなかったので、純粋に嬉しかったですね。入社3年目でのトップも過去に例がないとか。自分のコツコツ型の営業スタイルでそれが成せたことが今後の自信につながりそうです。壇上での表彰だったのですが、手足が震えましたよ。
先日、TVで仕事のプロを特集する番組を見ていて、あなたにとってのプロフェッショナルとは?の質問に「永遠の初心者」って回答していた方がいたんです。スゴイな、と思いました。自分が心配性だからこそ、この言葉にグっときます。驕らない感じが格好良いですよね。
言い方は良くありませんが、どうせ仕事をするならちゃんとやりたい。適当にはやりたくないんです。例えば、お客様からお困りごとの相談を受けたら、手間を惜しまず役立つ資料をつくったり。全力で応えてあげたいと思っちゃいます。すぐに取引にならなくても、それがゆくゆく信頼関係につながっていく。そう思っています。
こんなことを言えるようになったのも、そういった自分のアクションがだんだん結果に繋がってきたからかも知れません。今はそこに面白さを感じています。いろんな業種のお客様のところに出入りするのも新鮮ですし。日々、工場見学じゃないですけど、内勤の仕事をしていたら、他社の社内なんて滅多に見る機会はないと思うので。自分は面白いことをやってるんじゃないかなと思います。貴重な経験を積んでいます。

お客様を訪問する際、お客様の迷惑にならないように、歓迎されるような存在でなければならないと思っています。なので、お客様の現場をよく観察し課題を見つけることが大事。訪問ツールとして安全に関する情報を常に用意しています。「こんな労災がありましたよ」など。労働災害についてはどのお客様の現場でもとても気にされていますし、危機意識も高めてもらえます。お客様にも「わざわざありがとね」みたいに言ってもらえて。私が訪問したことが感謝されていると感じる嬉しい瞬間です。「良かった。興味を持ってもらえた。次回も有効な情報提供や提案をしてみよう!」みたいな。
私のスピードでお客様との距離を縮めていき、だんだんと頼られる存在になっていく。それが私にとっての営業職の気持ち良さです。
将来についてですか?人の上に立つとか今の自分には全然考えられないです。今は自分の良さを活かして仕事に一生懸命取り組む、そこに集中していきたいですね。

インタビュー実施:2018年12月